赤レンガ倉庫
暦の上ではもう冬だというのに 春のように暖かな日。
ふと思い立って、赤レンガ倉庫まで行ってみることにした。
赤レンガ倉庫に足を踏み入れるたびに 観光客のような錯覚に陥る瞬間があるから不思議である。
横浜という街に住みはじめて早いもので10年。まだまだ、行ったことのない素敵な場所がたくさんある。あらためて観光気分で横浜を楽しんでみたいと思った。
12月が近いこともあって、赤レンガ倉庫は ミュンヘン クリスマス市が開催され、賑わいをみせていた。
時おり、港を行く船の汽笛が「ボーッ」と鳴る。私は この汽笛の音が好きだ。「あぁ、ここは横浜だったんだ」としみじみ感じる瞬間なのだ。よく晴れた朝に外に出ると私の住んでいるところにまで 汽笛が聞こえてくることがある。1日の始まりの朝に、この汽笛の音が聞こえると幸せな気持ちになる。
今日、赤レンガ倉庫に来たかったのは、クリスマス市が開催されていたからというわけではなくて、今回は、革細工のお店が目的だった。
ずっと探していたものがあった。
口紅やコンシーラーなどを入れて持ち歩くための 小さなポーチが欲しかったのだ。
「STYLE」というレザークラフトのお店は、リーズナブルで 素敵な物がたくさんある。ここならきっと見つかるはず…
優しい革の手触り…
ぴったりな物が見つかって良かった。
大切に使おうと思う。