青が誘うウズベキスタン

偶然立ち寄った、みなとみらい線の日本大通り駅の横浜ユーラシア文化館で、日本とウズベキスタン外交関係樹立30周年記念として「青が誘うウズベキスタン」という写真展が開かれていたので見学してみる事にした。展示品の中には、写真50点余りと陶器や土人形…

古き良き時代に思いを馳せる

横浜の街には、うっとりとするような雰囲気の洋風建築が立ち並ぶ通りがある。馬車道駅、日本大通りなどの駅近くがそれだ。 横浜に住み始めて10年以上になるのに、今頃になってあらためて街の洋風建築について知りたくなった。 私の知らない時代に、その建物…

星乃珈琲店の昭和のプリン

昔から、少し固めで食べ応えのあるプリンが好きだ。 星乃珈琲店の昭和のプリン。 なめらかであるが、どちらかと言えば固めのプリンだ。 生クリームがちょこんと乗った可愛らしいプリン。 昭和の…と名が付くのは、昔のレシピを忠実に再現したからなのか、どう…

ホットココア

11月に入り、ホットココアの美味しい季節になりました。 ココアは、やっぱり缶入りが嬉しい。 毎年デザインが変わるバンホーテンのココア缶。 昨年のデザインのものは、高値で取り引きされているらしい。 美味しいココアのいれ方 缶のフタを開けて、中の袋か…

出会いを引き寄せるもの

人と人との出会いは奇跡に近い。 特にお医者様との出会いは、患者のその後の人生に大きく関わっていく。 傷跡の修正を専門にやっている病院に通いはじめて4ヶ月半が過ぎた。娘の傷跡は劇的に改善していった。 もう諦めるしか方法がないと言われて、彷徨うよ…

篠原八幡大神へ

娘の厄年の厄祓いのために、車を走らせ小高い丘の上にある篠原八幡大神へ。 この神社に初めて来たのは今から10年ぐらい前のこと。 旦那さんの腎臓に影があると言われて精密検査を受けたら、癌の疑いがあると言われ、すがる思いでここに来たのだった。 幸い…

お疲れ様を自分に

8年半続けたフラワーアレンジメント。 今日が最後のレッスンだった。 8年半前、電車を降りたときに感じた冷たすぎる向かい風を思い出す。 悲しい出来事をかき消すように始めたフラワーアレンジ。 あの出来事がなければ、たぶん私はレッスンには通ってなか…

夜の雨

こんなに激しく降る雨をずっと待っていた。 特に夜に降る雨。 バケツををひっくり返したような音を立てて 全てを洗い流してくれるような… こんな雨をずっと待っていた。 心の中まできれいにスッキリ洗い流してくれる雨を。

トンネルの向こうには…

やけに長く暗いトンネルだった。 光は全くと言っていいほど見えずに、その中をただ手探りでやっと歩いているような…そんな日々を過ごしていた。 鎌倉の鶴岡八幡宮へ行ったのは、季節外れの暑さが訪れた先月の末の事だった。 あれから少しづつ、かすかな光が…

鎌倉へ

このところ、押し潰されそうになりながら、なんとか元気を振り絞って生きているような、そんな毎日であった。 思えばこの半年、かなりつらくて胸が締め付けられるような日々を過ごしている。 夜明けは来るのだろうか。 ふと気がつくと、電車に揺られながら鎌…

インド料理 アクバル

以前からずっと気になっていたお店があった。 そのお店は、何回か用事で通った道沿いにあったのだが、今日たまたまその近くまで行ったので立ち寄ってみることにした。 インド料理 アクバル。 こじんまりとしたカレー屋さんで創業35年の老舗だ。カレーはもと…

だれでも、暗いトンネルの中に放り込まれたような不安な日々を過ごした経験はあるはずだ。 でも、そこには必ず出口があって それを見つけられるかどうかなのだと、何かの本で読んだことがある。 実際、過去を振り返ってみると、何らかの出口や光のようなもの…

ポーリッシュポタリー

この愛くるしいデザインの器を集めたくなったのは、数年前に知り合いからこの柄の食器をプレゼントされたのがきっかけだった。 ドイツとチェコの国境近くに位置する小さな町、ボレスワヴィエツ。この町で丁寧に作られているのがこの陶器だ。 ぽってりとした…

IKEAでお買い物

コロナ禍で、お家で過ごす時間が多くなり、のんびりとパン作りをしたり好きな音楽を聴いたりして過ごしている。 この2年余り、大好きな旅行はあまり出来なくなってしまったけれど、こうしてお家で過ごす時間も悪くないな、と思うようになってきた。 そんな時…

父の命日に

あれから15年も経つなんて信じられないけれど、時は確かに時間を刻みながら今日まで私をこの日に連れてきていた。 私は花を花瓶に生けながら、あの日を思った。 大雪の降る日だった。 身体の芯まで冷え切るようなそんな日だった。 命の消える瞬間を初めて目…

スタバに行くなら

ここのスタバに行くなら、この席に座りたいと以前から思っていた座席があった。 その席はいつも誰かが座っていて 今までで一度も空いているのを見たことがなかった。 それがどうしたことか、何気にその席に目をやると、今日に限って空いているではないか。 …

今日、とても素敵な時計が届いた。 ケヤキの木で作られた置き時計である。 飛騨高山のふるさと納税の返納日として送られてきたのだ。 カチカチと時を刻む音が心地よく響く。 大切にずっと一緒に時を刻んでいきたい。

深い青に惹かれて

ナポリにあるカプリ島の青の洞窟を思わせるガラスの花瓶に惹かれて、思わず衝動買いをしてしまった。 この深い海の色をした花瓶は、ぽってりと丸みをおびていて、ずっしり重く、 手で触れてみると、冷んやりと冷たかった。 この深い青色に合う花は何だろう。…

日光猿軍団のランちゃん

伊勢佐木町の商店街の一角に、子供達の楽しそうな笑い声と笑顔があった。 土曜日の午前中。 人々が忙しそうに行き交う中で その一角だけは時間がゆったりと流れていた。 お年寄り、親御さんやその子供達みんなが 笑顔だ。 そこにあったのは日光猿軍団のミホ…

自家焙煎珈琲 玄

「自家焙煎珈琲 玄」を知ったのは 今から数ヶ月前のことだった。 古き良き時代の純喫茶といった雰囲気の そのお店は、程よく薄暗くて 温かいランプの灯りに照らされ、奥まった場所にひっそりとあった。 今回、鎌倉を久しぶりに訪れたついでに、ここのコーヒ…

嬉しかったこと

フラワーアレンジで使ったカシワバアジサイが、みるみるうちに萎んできた。まだ2日しか経っていないのに。 必死にシン抜きをし、深水につけてみるが、カシワバアジサイは日に日に元気を無くしていった。 縋るような思いでネットで調べてみると、茹であげと言…

雨の日を愉しむ

天気予報どおり本降りの雨… 明け方ぐらいからシトシトと雨の音がしていて、なんだか心地よくてずっと布団にくるまって寝ていたいような朝だった。 菜の花の咲くこの季節は、雨が多い。 草木にめぐみをもたらす大切な雨だ。 私は、雨の日をどう過ごそうか考え…

チューリップ

見切り品のようにお店の片隅に売られていた球根たちを 殺風景な庭の一角に植えたのは去年の晩秋の頃だった。 巷ではコロナウイルスの第2波〜第3波と騒がれていた頃で、先が見えない不安で なんとなく気持ちも暗く沈んでいた。 そんな時、ふと春にチューリッ…

天然石のラップブレスレット

きっかけは、ただ何となくという軽い気持ちからだった。 その雰囲気に妙に惹かれるものがあり、自分で作ってみようと思ったのだ。 You Tubeで手作りのラップブレスレットの作り方の動画を食い入るように見て、早速材料を買いに走り、見様見真似で作り始めた…

トルコキキョウのキセキ

この世の中は、時として不思議な事がおきたりする。 父の命日(2月7日)に、近所のお花屋さんで買ったトルコキキョウをお供えし、 お水も添えた。 と、ここまでは毎年変わらずにやっている事だった。が不思議なのはこの後だ。 このブログを書いているのは3月9…

最後から2番目の恋

「最後から2番目の恋」というドラマをまたじっくり見てみたくなったのは、先週末に極楽寺に行ったのがきっかけだった。 長谷に来たついでに寄ってみたくなったのだ。 早春の極楽寺は、白梅の花が咲き、木の枝や葉っぱや気の早い花達の春の香りがした。 お寺…

DELONGIのエスプレッソマシーン

息子の引っ越しの荷物の中に、真っ赤なエスプレッソ&カプチーノマシーンがあった。 もう使わないから捨てておいて!と言い残して、息子は新居へ帰っていったのだが、捨てるにはもったいなくて、しばらく眺めていた。 真っ赤なエスプレッソ&カプチーノマシー…

冬の 細やかな楽しみ

街に響き渡るジングルベル。毎年、この時期になると 必ず購入するものがあります。 ドイツでクリスマスに飲まれているホットワイン。スパイシーで甘くて美味しいので この時期になると必ず買っています。夜に温めて少しいただくのがクリスマス時期の楽しみの…

シクラメンの季節

シクラメンは昔からずっと苦手な花だった。 綺麗だけど特別な感情は持てなかった。 それはおそらく、ニョキッと綺麗に並びすぎた花の全体的なフォルムに、鮮やかなピンクや赤い色が苦手だったのかもしれない。 でも、毎年この季節になるとお花屋さんやスーパ…

キジバトは今日も夢を抱いて眠る

8月も終わりに近づき、朝晩少しづつ涼しくなって、夜には鈴虫の鳴き声が聞こえるようになってきた。 キジバトの夫婦が家のオリーブの木に巣を作ったのを見つけたのは一週間くらい前の事だった。 何気なく窓の外に目をやると、オリーブの木の枝の一部がガサガ…