日光猿軍団のランちゃん
伊勢佐木町の商店街の一角に、子供達の楽しそうな笑い声と笑顔があった。
土曜日の午前中。
人々が忙しそうに行き交う中で その一角だけは時間がゆったりと流れていた。
お年寄り、親御さんやその子供達みんなが 笑顔だ。
そこにあったのは日光猿軍団のミホさんとランちゃんの姿。
お猿のランちゃんは、玉乗りを上手にこなし、竹馬までも一生懸命披露してくれた。
なんでも、玉乗りができるようになるまで2年かかったらしい。
その間の血の滲むような努力と練習量は、その技の中に全て現れていた。
コロナ禍で、みんなが自粛したり行動を制限されたりと、この約2年近く不便な生活を強いられてきたけれど、ここにいる皆んながランちゃんのおかげで笑顔になれた。
みほさん、ランちゃん、ありがとう。
またいつかどこかの街で会えるといいな…。