プラハの想い出

先日、念願かなって ずっと夢にまでみていたチェコを旅してきた。 プラハ城から、カレル橋へと向かうあの階段から見る風景は、今でも目を閉じれば鮮明に蘇ってくる。 人は本当に美しいものを見たとき、ため息が出るのだということを知った。 石畳みの街を ブ…

赤レンガ倉庫

暦の上ではもう冬だというのに 春のように暖かな日。 ふと思い立って、赤レンガ倉庫まで行ってみることにした。 赤レンガ倉庫に足を踏み入れるたびに 観光客のような錯覚に陥る瞬間があるから不思議である。 横浜という街に住みはじめて早いもので10年。まだ…

トケイソウのジャネット

この花の正体が ずっとわからなかった… それは、数年前から 私の庭の隅に 弱々しく蔓を伸ばし始めていた。 葉の形から、トケイソウかな?と、だいたいの見当はついていたものの、 それは幾度も枯れかけ、庭の隅で何とか命を繋いでいた。 それが 今年の夏の終…

躾について

柴犬を飼い始めてから5年になる。 その可愛さといったら…時々無性に ぎゅーっと抱きしめたくなるほどだ。 日本犬を躾る難しさは、その生まれ持っての性格にある。 とにかくベタベタされるのを嫌う。なのに 時には 気まぐれに人にぴたりとくっ付いて眠ったり…

奥が深い

知らなかった。 本の端は みんなきれいにカットされているのが当たり前だと思っていたのだ。 先日、古本を買った。 シャンソン歌手の石井好子さんのエッセイだ。 装丁はとても素敵だったのだが、本の天の部分が ガタガタで きれいにカットされていない本だっ…

日傘

こう毎日猛暑が続くとさすがに色々考えてしまう。 猛暑の中での 日々の散歩は、犬にとっても人にとっても辛い。 なんとかして少し快適にできないものか… 日傘を使ってみるのはどうだろう。 しかし、日傘のイメージは正直、私の中では おばさんの仲間入りのよ…

自分へプレゼント

時々、妙な事をやらかす自分。 今日だってそうだった。 セレクトショップで見つけた文庫本を棚から取り出した時、表紙がよれているのを発見した私は、すかさず店員さんに、「表紙がよれているので 在庫があるならそれをいただきたいのですが…」と言った。店…

免疫を整える

もう2週間程になると思う。 このスープを毎日食前に飲むようになった。 野菜スープの野菜は、基本の4種だ。 キャベツ、人参、玉ねぎ、かぼちゃ。 これらの野菜を 皮も捨てずに一緒に煮込む。 玉ねぎの皮には ファイトケミカルがたっぷり含まれているらしい。…

小さな天使に花束を

いつのまに、こんなに月日が経ったのだろう。 君が家に来た頃、君はまだ4ヶ月の赤ちゃんだった。 それが、もうすぐ5歳になろうとしているなんて… 君にどんなに癒されているか。 君がいなかったときの生活がまるで想像もできないほど… そんな 小さな天使に 心…

大切な事は…

特に何の変哲も無い一日。 花を飾り、庭を眺めてマロンの散歩。 夫に頼まれていた書類の申請に行き、買い物。 家族の事を思いながら食事の支度。 今夜は飲み会になるからと旦那のメール。帰りが遅くて深夜バスが無くなって雨も降ってきたから駅まで迎えに行…

海を見ていた午後

久しぶりに海を見た… 西湘バイパス。 ゴミゴミした渋滞を抜けると目の前が明るくなり、景色が一変した。 進行方向左手に海を見ながらしばし走行すると現れるパーキング。 そこからの眺めは最高だった。すべてのストレスが、スーッと消えて行くのがわかった。…

夢を追い続ける人たち

朝から小雨がパラついていたが、思い切って築地まで出かけることにした。 息子の所属している事務所の先輩達が出演する芝居を 何となく見てみたいと思った。 築地で電車を降り地上に出ると、雨足が強くなってきた。黒のタートルネックのセーター1枚で来てし…

ブックカバーを手づくり

最近、どこへ出かけるにも文庫本を持ち歩くようになった。 なぜなら、旅行、Cafe、電車、病院などのちょっとした待ち時間の暇つぶしにちょうど良いからだ。 待ち時間は ひどい時には数十分〜数時間に及ぶ。だからその時間を無駄にはしたくないと思うのだ。 …

リサ ラーソンの豆皿

雑誌の付録(GLOW)に付いていた リサ ラーソンの豆皿と箸置き。 お正月の気分を 盛り上げてくれそうな 可愛いらしさ。 おせちを少し盛り付けてテーブルに添えれば とてもおしゃれ。 リサラーソンの描くイラストは 優しくて癒されます。

ゆらゆらとキャンドルの炎が揺れるのを見ていた。 オレンジ色の灯りが 心を暖かくする。 キャンドルの灯りを眺めながら、ブランケットを膝にかけて コーヒーを飲む。 今は、こんな 何気ない時間が 何よりも贅沢に感じられる。

記憶

懐かしさに誘われるように この場所に佇んだ。 ここは、当時 小学生だった息子のサッカークラブの練習場所だった。 息子にとってこの場所は、辛い想い出のほうが多かったにちがいない。 泣きながら サッカーの練習に通う後ろ姿を 祈るような気持ちで見送った…

寂しさと希望と…

そろそろ紅葉の時期も終わりかな、と思いながらも 少しの期待を胸に 近くの公園に足を運んでみた。 足元の枯葉がカサカサと乾いた音を立てている。 でも、ところどころに まだ良い感じに綺麗な色を保っている木も残っていて、まだ充分紅葉を楽しむことができ…

一冊の本に導かれて…

古本屋で一冊の文庫本を買ったのは 銀杏の葉っぱがハラハラと優しく降り注ぐ冬の日だった。 「旅するカメラ」というタイトルに惹かれて 何気なく手に取った本。 ライカの話から始まる。 パラパラとページをめくると、ノスタルジックなモノクロ写真が ところ…

益子の旅の想い出に。

「益子焼」で有名な町、益子町。 20年ほど前に 会社の旅行で訪れ、土っぽいズッシリとしたコーヒーカップを自分用にひとつ買った想い出がある。 あれから20年。ずっとご無沙汰していたが、今回、日光のペンションに泊まったついでに 益子まで足をのばしてみ…

ダイソーの湯たんぽ

ダイソーの店頭に小さな湯たんぽが並ぶ季節になった。 以前は 赤やピンクや紫色などのカラフルな 湯たんぽがたくさん売られていたが、今年は アイボリー1色だけだったので驚いた。 ここ最近は、無印良品などのようなシンプルなデザイン、カラーが世間では好…

秋の雨

冷たい雨が 昨夜から降り続いている。 今日は札幌よりも気温が低い予報なのだ。 10月に気温が13度くらいしか上がらないのは 実に50年ぶりなのだとか。 つい数日前まで、季節外れの暑さにウンザリし、ノースリーブのニットで過ごしていたのが嘘のよう。 セー…

自分へのご褒美に

たまには 気分転換も必要だ。 ここ最近、思いもしないような出来事が起き、ショックをうけている。 胸が締め付けられ、先の見えない暗い道を手探りで歩いているような気持ちだ。 今朝から小雨がパラついていた。 肌寒く湿った空気をまといながら、久しぶりに…

サクラソウ

サクラソウが小さな春を告げている。 まるでフワフワに降り積もった雪のように真っ白なサクラソウ。 お正月に 約50年ぶりの大雪にみまわれた札幌に帰省した。 あたり一面 雪の中に埋もれた印象だったが、その光景は とても美しい世界だった。 マロンは 白銀…

幸せを感じる時

本を読みながら 温かいコーヒー。 その傍らに フワフワで暖かな温もり。 寝息を立てて眠るマロン。 静かな時間。 時計の秒針の音だけがリズムを刻む。 幸せな時間。

ポールセンローズ ノバ

家の近くの住宅街に小さなお花屋さんがある。 犬の散歩の途中で、偶然見つけてしまった。 家の前の小さなスペースに、鉢花や苗が所狭しと並んでいる。 先日、シュガーバインをひと鉢400円で買った。とても元気な 良い苗。 続けて後日、ビオラとパンジーを数…

砂時計

ずっとずっと探してた形。 ガラス製の丸いフォルムの砂時計を やっと見つけた。 ちょっぴりオシャレな 雑貨屋さんをのぞいてみたり、素敵なインテリアショップなどにも足を運んでみたけど、気にいった形の砂時計に巡り会えず、ネットで探したりもしたけど ず…

深夜の雨

夜に降る雨が好き。 しとしと降る雨もいいけど 土砂降りも悪くない。 雨音の子守唄が 心地よく耳に響く夜。

自由が丘へ

久しぶりに自由が丘へ。 なんと1年ぶりである。 近所のショッピングモールですべて用事をたしているようではいけないと思ったのだ。 石畳の路地を歩いていくと オシャレなお店が 点々と現れる。 コツコツとヒールの音を響かせながら、自由が丘の街をゆっくり…

MARKS&WEBのボタニカルソープ

いつもつかうものだから洗顔ソープは原料にこだわりたい… もうかれこれ数年愛用しているものの一つにMARKS&WEBのボタニカルソープがある。 定番のものから季節限定のものまで さまざまな香りが 店頭に並ぶ。 見ているだけでも楽しい。 今回は ユーカリの香り…

1/fの揺らぎ

深夜、雨が降っている。 しとしと、パラパラ、ピシャピシャ。 静かに 雨が降っている、そんな夜が好き。 キャンドルの灯りが、ユラユラ揺らいでいる。