一冊の本に導かれて…

古本屋で一冊の文庫本を買ったのは 銀杏の葉っぱがハラハラと優しく降り注ぐ冬の日だった。

 

「旅するカメラ」というタイトルに惹かれて 何気なく手に取った本。

 

ライカの話から始まる。

パラパラとページをめくると、ノスタルジックなモノクロ写真が ところどころに目に飛び込んできた。

 

遠い昔の風景のような どこか懐かしい写真たち。この著者の写真をもっと見て見たいと思った。

そんなとき偶然、彼の写真展が来月開かれる事を知った。

嬉しくなった。

時間を作って 出かけてみようと思った。

 

出会いは不思議だ。古本屋に行かなければ 知る事のなかった事。

 

きっと日常は 偶然が重なってできているのかもしれないf:id:moonsong8:20171208212239j:image